自分好みに材料や分量を調整できる手作りの味噌。
味噌は、微生物の生命活動によって作られるので、全く同じレシピであっても、熟成期間や環境によって残念ながら失敗することもあります…
今回は、味噌を手作りするときに、「これって失敗!?」と不安になった事例をまとめてみました。
カビが生えている!
今まで何度も味噌を作ってきましたが、ほとんどの手前味噌にカビが生えました…(^^;
「カビは生えるもの~」ぐらいの余裕をもって、あとは焦らずにその部分をしっかり取り除けば、食べることが出来ます◎
(ただし味噌を少量でつくった際、取り除いたら底だったため、結局すべて食べられなくなってしまった経験もありました…。仕込む味噌の分量は多めがおすすめです。)
カビ(腐敗菌)はあっという間に増殖するので、私は月1くらいで味噌の様子をチェックしています。
麹の粒が残る
スーパーなどで大量流通している味噌は、工場などですりつぶされた味噌が一般的なため、最初に麹の粒が残っている状態を見た時は「失敗!?」と不安になりました。
しかしながら、調べてみると大豆や麹の粒が残った状態の味噌を「粒味噌」や「麹味噌」と呼ばれ販売されているので失敗ではないようです。
この粒が気になる場合は、仕込む前に麹をフードプロセッサーにかけるとなめらかな仕上がりになりそうです。
大豆の粒が残る
味噌を作る時に潰す工程がきちんと出来ていなかったことが原因として考えられます。
しっかりと大豆を柔らかく茹でて、温かいうちに、大豆の粒の形がわからなくなるまで潰しましょう。もちろん、フードプロセッサーにかけてもOKです。
出来上がりの味噌が固い!パサパサ!
出来上がりの味噌が固いと、味噌汁で味噌を溶かすときに塊になってしまい大変でした。
このような固さの原因は、仕込むときにありそうです。
・使用した大豆を水に浸す時間が短かった
・大豆を指でつぶせるほど柔らかくなかった
・麹の割合が多かった
・仕込みの時から固かった(仕込む際の目安は、耳たぶほどの柔らかさ)
このような失敗を乗り越えて出来上がった味噌は格別です!おいしい手前味噌が出来るように、今後も失敗記録を追記していきます♪